ヒートショックを予防していますか?

なんかすごく寒くなってきましたね・・・雪も降ってて風も強いし、外に出たくないですよね笑
家の中でリビングは暖かくても、廊下や浴室は寒いままの家庭が多いと思います。
その温度差の対策をちゃんとできていますか?というお話し+少しだけ脳出血についてのお話しです!
ヒートショックという言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
特にご高齢の方や、脳卒中や心筋梗塞が既往にある方は危険度は高くなります。
ご高齢の方と同居している方や実家がご高齢の方だけで住まわれているという方は1度環境を確認してみてください!

なぜヒートショックが起きるのか?
ヒートショックが起きるといわれているのは温度差があるところといわれています。
急激な体温の変化により、血圧に変動が起きるため心臓や血管に負担がかかるのです!
例えば、寒くて縮んでいる血管に急に血流が多くなったらどうなると思いますか?
もとから動脈硬化(加齢などで動脈が硬くなること)などがある場合はさらに危険です。
そうです。血管が耐えられずに破れてしまうかもしれませんよね。血管が破れることにより脳出血となるリスクが増えます。
脳出血になると片麻痺や高次脳機能障害などの症状、重症だと死亡に繋がるケースもあります。

片麻痺になるとどうなる?
片麻痺にも重症度があります。少し手が使いにくくなる程度の麻痺~まったく半身に力が入らなくなる麻痺まであります。
そして何より厄介なのは重症な麻痺ほど完全回復が難しくなるところです。
今まで当たり前にできていたことが出来なくなったり、歩けるということがこんなにすごいことだと思わなかった。という話も何度も聞いています。
そうならないようにするために予防が大切です。

ヒートショックを予防するための方法
予防する方法はネットで検索すれば今はたくさんできてきます!。
急激な温度差で心臓や血管に負担がかからないようにすることが大切です。
トイレや浴室を暖かくしておく、長風呂をしないなど・・・
浴室に小さめの暖房器具を置いておくことや、お風呂の温度を高くしすぎない。湯船に入るときはゆっくりと身体を入れて、出るときもゆっくりと出る。
これらのことは決して難しいことではないですよね。ただそれをしっかりと実践するかどうかです。
自分は大丈夫!!と思っている人ほど危険だと思っています。
本人がやらないのであれば周りがサポートしてあげてください!
温度差が少ない環境を作ってあげるなど、みんなで予防に努める!という気持ちが大事です。

ヒートショックになってからは遅いです。少しでも大丈夫かな・・・と思った方は環境の確認をしてみてくださいね。
本日もご愛読ありがとうございました。今年も寒い冬を乗り越えていきましょう!!