2月も1週間が終わろうとしています…
だんだんと雪も溶けてきましたね。もう雪は降らないで欲しいところです笑
今日は脳卒中後の回復に関する記事になります!
脳卒中後の片麻痺がどれくらい回復するのか(予後予測)は発症後の時点である程度予測はされています。
予後予測は多くの研究がされており、エビデンスとして発表されているのです!
例えば、発症後何時間以内に指が動いたら予後が良い可能性が高いです!
脳梗塞発症後~時間以内に血管が開通したら予後が良い可能性が高いです!
重症な高次脳機能障害が合併すると予後が悪くなる可能性が高いです!などなど…
全部が全部予後の予測通りにはなりませんがある程度の指標としては多く用いられているのです。
回復期リハビリでは退院を見据えて目標を立て、リハビリをしていきます。
回復期病院に入院した時点で自立歩行ができなくても、予後予測の結果自立歩行可能!と判断した場合
本人・ご家族と相談しながら目標は自立歩行の獲得!に設定してリハビリをするとします。
(ここからは個人的な経験談を含めてのお話し)
予後予測を大きく超えて回復する場合もありますが逆もしかりで予後予測よりも回復しない場合もあります。
なぜ予測よりも回復しないか?厳密にいえば理由はいくつもあるのですが・・・
そんな中私がとても大事かつ必要だと感じていることは気持ちです。
そんな精神論かよ~って思うかもしれまんせんが、良くなりたい!できるようになりたい!の気持ちが
少ない人ほど回復が遅いケースが多くあります。(そもそも自分の体に興味関心が無い、高次脳機能障害のせいで意欲をそがれているなど・・・)
これもまた逆もしかりで、もっと良くなりたい!出来るようになりたい!歩きたい!リハビリ楽しい!
リハビリに対してポジティブな気持ちであったり、成功体験によるリハビリの楽しさがある人は予測よりも回復する場合もあります。
これらはあくまでも体験談も含めたことなのでご参考程度に!
周りも含めて本人がリハビリに対して意欲的になれる環境を作れると良いですね。
本日もご愛読ありがとうございました!